子供たちに奨学金について聞いてみました

社会人1年生・・・これから始まる返済! 某T大学卒Y.S

奨学金を借りて大学に通いました。
ローンみたいなもので「返すのは当たり前」と思っていました。
奨学金について調べてみると海外では奨学金は給付される学費の事と知りました。
なぜ、日本では借金制度なのか?気になります。
卒業し就職はできたものの、これから始まる奨学金の返済を考えると不安な面もあります。
そもそも大学の学費が高すぎるから高額な借金になるのです。
実際、大学時代に設備や施設を多く使用したわけでもなく、自分の努力で卒業したのに、結果、高額な借金ができたことに疑問を多く感じます。
社会人になって、結婚もできない。車も買えない。家も買えない。ただ就職できただけ。
では、やる気が出なくなります。
もちろん、就職したからには頑張りますが不安は残ります。
「良い就職は大学卒業」という固定観念が強すぎると思います。
人それぞれに合った進路を見つけて社会へ送り出せる、学費がかからず新社会人を応援できる教育制度を増やして欲しい、増やすべきだと思います。

奨学金制度に納得できない!・・・某T大学在学中K.S

現在、奨学金を借りて大学に通学しています。
なぜ借りたか?
それは授業料が高く払えないからです。
奨学金は卒業後に返す義務があると聞きましたが、そこに疑問を抱きました。
授業料が高く払えないから奨学金を頼らざるを得ないのに、なぜ?30年もかけて返さなくてはいけないのか?
聞いてみると、他国では国が学費負担する制度を奨学金であることを知りました。
ほとんどの学生が奨学金を頼り学生生活を送っていると感じます。
手続きにも疑問を感じました。
手続きに指定された日に、数か月前から外せない資格試験の予定が入っていて、手続きに行けないことを伝えると「プライベートなので変更はできない」と言われました。
プライベートと解釈された時は納得できませんでした。
奨学金の窓口は学生の立場で考えてくれることができないのか?
とても疑問に思うし、とても不愉快でした。
日本の奨学金は厄介なことが多すぎる。
国が支給することを検討してほしいです。


今回は、子供たちに奨学金について感じたことを素朴に聞いてみました。
まだまだ、不満なことが沢山ある様子で、400字程度では足りないみたいでした。
いずれにしても、何も理解できないまま、説明や手続きなどを進められたことに怒り、先行き不安な様子は感じ取れました。
このままでは、奨学金返済で将来設計が出来ず、あきらめながらの生活を強いられる若者が増えてしまうでしょう。
お国の政治家たちよ!予算の無駄を少し廻せばみんな助かるぞ!大学まで義務教育にしてしまえ!

埼玉奨学金問題ネットワーク
会員 澤口宣男
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